【千葉県】床上浸水の復旧工事|床下・壁の修復と和室から洋室へのリフォーム

目次

豪雨で被災された皆様へ

このたびの豪雨により被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

突然の浸水被害により、住み慣れたご自宅での生活が一変し、復旧に向けて大変なご苦労やご不安を抱えていらっしゃることと存じます。

被災された皆様が一日も早く安心した日常を取り戻されますよう、心よりお祈り申し上げます。

千葉県での床上浸水復旧工事

今回、株式会社NobelWorkStyles(ノーベルワークスタイルス)では、豪雨によって床上約30cmまで浸水した千葉県内の住宅の復旧工事を行いました。

最初にご相談いただいたのは和室の復旧でした。

浸水後の強い臭いが気になり、お客様ご自身ですでに畳を撤去されていました。しかし、その下にあった床下地のパーティクルボードも大量の水を吸い、膨張している状態でした。

当初は和室のみのご依頼でしたが、その後、洋室や廊下についても追加でご相談いただき、床下地・断熱材・壁・建具などを復旧する工事となりました。

さらに、今回の工事では浸水した和室を元の畳敷きに戻すのではなく、フローリングの洋室へ変更。襖も洋室仕様に変更し、押し入れもクローゼット仕様へ改修しました。

この記事では、実際の施工写真を交えながら、床上浸水後の住宅をどのように確認し、解体・乾燥・復旧していったのかをご紹介します。

床上30cmの浸水被害

床上浸水後、お客様が畳を撤去した和室。床下地が露出している状態です。

現地に伺ったとき、和室の畳はすでに取り外されていました。

室内には強い臭いが残っており、床下地として使用されていたパーティクルボードは水を吸って膨張していました。

パーティクルボードは木質系の材料で、浸水すると吸水による膨張や変形が生じることがあります。

この状態で新しい畳を敷いたり、床の表面だけを仕上げ直したりしても、傷んだ床下地そのものは改善されません。

そこで、まずは浸水した床下地を撤去し、その下の状態を確認することから始めました。

床下地・断熱材の撤去

浸水の影響を受けた床下断熱材の状態
床下地を撤去して浸水被害を確認した様子
床下地と断熱材を撤去した床上浸水復旧工事

床下地を解体すると、その下に施工されていた断熱材にも水の影響が及んでいました。

今回の住宅は布基礎で、床下が土になっている構造でした。

浸水の影響を受けた床下地や断熱材を撤去し、床下の状態を確認しながら復旧を進めていきます。

床上浸水の場合、床の表面が乾いているように見えても、下地材や断熱材の内部に水分が残っていることがあります。

特に断熱材は床下に隠れているため、表面から状態を確認することが難しい部分です。

水が引いたことと、建材の内部まで乾燥したことは別です。

そのため、見える部分だけで判断せず、必要に応じて床下まで確認することが重要になります。

壁内部の浸水被害

壁内部から取り出した、浸水の影響を受けたグラスウール断熱材
壁の下部を開口し、内部の下地や断熱材を確認した状態

被害は床だけではありませんでした。

壁の下部を開口して確認すると、内部に施工されていたグラスウールにも水が入り込んでいました。

グラスウールは住宅の壁などに使用される断熱材ですが、浸水によって水を含んだ状態を放置すると、周囲の建材に湿気が残り、臭いやカビなどの問題につながる可能性があります。

今回の工事では、水の影響を受けたグラスウールを撤去し、壁内部を開放した状態でサーキュレーターを使用して乾燥させました。

壁紙の表面に大きな異常がなくても、壁の内部まで水が入り込んでいる場合があります。

壁紙だけを張り替えても、内部に水分が残っていれば十分な復旧にならないことがあります。

床と同じように、壁についても見えない部分の状態を確認することが大切です。

床下の乾燥と断熱材交換

床下に新しい断熱材を施工した状態

濡れた材料の撤去後、床下を開放して乾燥させました。

今回の現場では、床下を開放して1日乾燥させたうえで、次の工程へ進みました。

ただし、これは今回の現場での対応であり、すべての浸水住宅が1日で乾燥するわけではありません。

浸水量や建物の構造、床下の環境、使用されている材料などによって、必要な乾燥期間は異なります。

乾燥工程の後、新しい床下断熱材を施工しました。

写真では、青い断熱材を木製の床下地材の間に納めている様子が確認できます。

断熱材は、床下からの熱の出入りを抑え、室内環境を保つために重要な材料です。

今回の復旧では、床の仕上がりだけでなく、その下にある断熱層も復旧しました。

その後、新しい20mmのパーティクルボードを使用して床下地を施工し、フローリング仕上げの準備を進めました。

和室から洋室へのリフォーム

今回の工事では、浸水した和室を元の畳敷きに戻すのではなく、洋室へ変更するリフォームも行いました。

もともと畳敷きだった床は、下地や断熱材の復旧に合わせてフローリング仕上げに変更しました。

さらに、和室特有の襖も洋室に合う建具へ変更し、押し入れもクローゼット仕様に改修しました。

床だけを洋風にするのではなく、建具や収納も含めて室内全体の使い勝手と統一感を考えた工事です。

水害復旧では、傷んだ部分を元の状態に戻すことが基本になりますが、今回のように復旧のタイミングで内装の仕様を見直すこともできます。

例えば、畳からフローリングへの変更や、押し入れからクローゼットへの改修などは、今後の暮らし方に合わせて検討できる選択肢です。

ただし、浸水被害の原状復旧と仕様変更を伴うリフォームでは、工事費用や保険の取り扱いが異なる場合があります。

そのため、復旧が必要な部分と、希望するリフォーム内容を整理して進めることが大切です。

関連施工事例|古民家の床補強と和室の洋室化

床の傷みを確認しながら和室を洋室へ変更した事例として、千葉市花見川区で行った築約70年の古民家再生工事もご紹介しています。

こちらの工事では、既存の床を活かしながら必要な部分を補修し、和室5部屋を木目調のフロアタイルで仕上げました。

フローリング施工

新しいフローリングを一枚ずつ施工している様子

床下地を整えた後、フローリングを施工していきます。

床は毎日歩く場所だからこそ、仕上げ材をきれいに張るだけでなく、下地の状態や納まりを確認しながら施工することが重要です。

今回も浸水の影響を受けた部分を確認・復旧したうえで、床を仕上げました。

浸水によって傷んだ床下地を撤去し、断熱材の交換や下地の復旧を行ってからフローリングを施工することで、見た目だけでなく床の内部にも配慮した仕上がりを目指しました。

洋室・廊下・建具の復旧

最初は和室のみのご相談でしたが、その後、既存の洋室と廊下についても追加で復旧をご依頼いただきました。

また、浸水の影響は床や壁だけでなく、建具にも及んでいました。

水を吸った建具枠が時間の経過とともに膨張し、開閉に支障が出る箇所もありました。

そのため、襖・障子や片開きドアなどの状態を確認し、必要な部分の交換や仕様変更を行いました。

玄関では、上がり框(あがりかまち)が水を吸い、お辞儀をするように変形していたため、下地の状態を確認したうえで復旧しました。

水害による建材の変形は、浸水直後だけでなく、時間が経過してから目立つ場合もあります。

最初の現地調査ですべての被害が分かるとは限らないため、工事を進める中で確認できた状況に合わせて対応することが大切です。

復旧工事の完成

復旧後のフローリング
床・壁・クロスまで復旧した洋室の完成写真

今回の工事では、床下地の撤去、断熱材の交換、床下・壁内部の乾燥、フローリング施工、壁の復旧、クロス仕上げ、建具枠の交換などを行いました。

工事期間は約1週間半、約10日間でした。

浸水後は強い臭いが残り、床下地まで傷んでいた住宅でしたが、必要な部分を確認しながら復旧を進め、室内を再び使える状態に戻すことができました。

また、畳敷きだった和室は、フローリング・洋室仕様の建具・クローゼットを備えた空間へと生まれ変わりました。

もちろん、すべての水害復旧が10日間で完了するわけではありません。

浸水の深さや範囲、建物の構造、乾燥に必要な期間、復旧する工事内容などによって工期は変わります。

お客様への追加対応

今回の豪雨では、窓やバルコニーにも泥汚れが残っていました。

そこで工事の合間を使い、窓の清掃とバルコニーの高圧洗浄も行いました。

これはご依頼いただいた復旧工事とは別の部分でしたが、被災されたお客様の負担を少しでも減らせればという思いから対応したものです。

床上浸水すると、家具の移動、片付け、清掃、保険の手続きなど、一度に多くのことに対応しなければなりません。

私たちにできることは限られていますが、少しでも安心して元の生活へ戻っていただけるよう、工事以外の部分にも目を向けながら対応しています。

床上浸水後の初期対応

床上浸水の被害を受けた直後は、片付けや復旧を急ぎたくなるものです。

しかし、建物の状態を確認する前に床や壁を仕上げてしまうと、内部に水分や汚れが残る可能性があります。

まずは安全を最優先にし、電気設備やガス設備などに浸水の影響が疑われる場合は、無理に使用せず、専門業者に確認してください。

安全が確保できたら、床や壁、家具、建具などの被害状況を写真に残しておくことをおすすめします。

こうした記録は、保険会社への連絡や自治体の支援制度を利用する際に役立つ場合があります。

そのうえで、泥や汚れの除去、清掃、乾燥を進めます。

特に床上浸水では、畳やフローリングの下、壁内部の断熱材などに水分が残っていることがあります。

今回の住宅でも、お客様が畳を撤去したことで、床下地の膨張が確認できました。

ただし、建物の構造や被害状況によって適切な対応は異なります。無理に床や壁を解体せず、判断が難しい場合は専門業者に相談することが大切です。

床材・断熱材の交換判断

床上浸水した住宅では、必ずしもすべての床や壁を交換する必要があるわけではありません。

一方で、表面だけを張り替えても十分な復旧にならないケースがあります。

今回の現場では、畳の下のパーティクルボードが水を吸って膨張しており、床内部の断熱材にも浸水の影響が確認できました。

そのため、傷んだ材料を撤去し、乾燥工程を経て新しい断熱材と床下地を施工しました。

交換の必要性を判断する際には、材料の種類、吸水による膨張や変形、汚れ、乾燥状態などを確認することが重要です。

壁についても同様です。クロスの表面に大きな異常がなくても、内部の断熱材が濡れている場合があります。

「どこまで水が入り、どの材料が影響を受けたか」を確認することが、適切な復旧範囲を決める第一歩です。

復旧費用と火災保険

床上浸水後の復旧工事で、費用を心配される方も多いと思います。

ただし、復旧費用は浸水した面積だけで決まるものではありません。

床材の交換だけで済む場合と、床下地・断熱材・壁内部・建具まで復旧する場合では、工事内容が大きく異なります。

また、解体後に新たな被害が確認され、必要な工事範囲が変わることもあります。

今回の住宅でも、当初の和室のご依頼から洋室・廊下へと復旧範囲が広がりました。

今回の工事は保険を利用して進めましたが、すべての水害が火災保険や住宅保険の補償対象になるわけではありません。

水災補償の有無や適用条件などは契約によって異なるため、まずは加入している保険会社や代理店へ確認することをおすすめします。

なお、和室から洋室への仕様変更などは、被害の原状復旧とは費用や補償の取り扱いが異なる場合があります。

復旧工事を検討する際には、被害範囲を確認したうえで、必要な工事内容を整理していくことが大切です。

復旧工事の流れ

NobelWorkStylesでは、まず被害の状況やお困りの内容を伺い、必要に応じて現地の状態を確認します。

今回のように、最初は一部屋だけのご相談でも構いません。

現地では、床や壁の仕上げだけでなく、必要に応じて下地や断熱材、建具などの状態も確認し、復旧方法を検討します。

そのうえで工事内容をご案内し、解体・乾燥・下地復旧・仕上げ工事へと進めていきます。

水害では解体後に初めて分かる被害もあるため、追加の対応が必要になった場合には、状況を確認しながら工事内容を調整することが重要です。

千葉県の水害復旧・ご相談窓口

株式会社NobelWorkStylesでは、千葉県・東京都を中心に内装工事や住宅の補修・復旧工事を行っています。

「畳を剥がしたら床下地が膨らんでいた」

「水が引いたのに臭いが取れない」

「床や壁の中まで濡れていないか心配」

「どこまで交換すればいいのか分からない」

「保険を使った復旧工事について相談したい」

このようなお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。

今回のように、最初は一部屋の復旧相談から始まるケースもあります。

被害状況が分かる写真があれば、お問い合わせ時にお送りください。

写真から確認できる範囲を踏まえ、現地調査が必要な部分も含めてご案内いたします。

床上浸水後の床・壁・断熱材の復旧や、浸水をきっかけとした内装リフォームについて、建物の状態に合わせた工事をご提案いたします。

まずはお問い合わせフォーム、またはLINEからお気軽にご相談ください。

公的な支援制度について

床上浸水などの被害を受けた場合、自治体によって住宅修理や再建に関する相談窓口、支援制度などが設けられている場合があります。

復旧工事を検討する際には、お住まいの市町村や千葉県の公式情報も確認しておくことをおすすめします。

また、安全を確保したうえで、片付けや解体を始める前に被害状況を写真で記録しておくと、保険や各種申請の際に役立つ場合があります。

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水害復旧のよくある質問

畳やフローリングは交換が必要?

浸水の深さや建材の状態によって異なります。表面だけで判断せず、床下地や断熱材などが水の影響を受けていないか確認したうえで、乾燥・補修・交換の必要性を判断することが大切です。

浸水後の臭いの原因は?

床下地や断熱材、壁内部などに水分や汚れが残っている場合があります。臭いの原因は建物によって異なるため、必要に応じて内部の状態を確認します。

床下や壁はどこまで解体する?

必ずしも全面解体が必要とは限りません。浸水した範囲や材料の状態を確認し、必要な部分の撤去・乾燥・交換を検討します。

火災保険は利用できる?

今回の工事では保険を利用して復旧を進めました。ただし、水害が補償対象になるかどうかは契約内容や被害状況によって異なります。まずは加入されている保険会社や代理店にご確認ください。

まとめ|見えない浸水被害への対応

今回の復旧工事は、畳を撤去した和室のご相談から始まりました。

その後、洋室・廊下まで工事範囲が広がり、床下地や断熱材、壁内部、建具などを復旧しました。

さらに、和室を洋室へ変更し、フローリングや洋室仕様の建具、クローゼットを備えた空間へと改修しました。

床上浸水した住宅では、表面の水が引いた後も建材の内部に影響が残っていることがあります。

だからこそ、私たちは見た目を元に戻すだけでなく、被害の範囲を確認し、必要な部分をきちんと復旧することを大切にしています。

千葉県で床上浸水・床下浸水後の住宅復旧にお困りの方は、株式会社NobelWorkStylesまでご相談ください。

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