今回はオフィスの電源工事の重要性についてです。
突然ですが皆さんはコンセントが分かれているから。という理由でコンセントの場所が違うだけで安心して様々な電気製品を使用したりしていませんか?
それは間違いです!!コンセントの場所が異なるからとって安心してはいけません・・・
電源というのは主幹ブレーカー(例60A~70A)という主の大元のブレーカーの配下に沢山の子ブレーカーがついており、子ブレーカーの殆どは20A(2000W)となっています。
いわゆる皆さんが経験しているであろう「ブレーカーが落ちた!!」というのは殆どがこの20Aの子ブレーカーの事です。
簡単に言えば二口のコンセントからドライヤー(最大1200W)とトースター(最大1200W)の合計最大2400Wを使うとどうなるか・・・
そうです。子ブレーカーは2000W(20A)の仕様なのでキャパオーバーで安全ブレーカーが落ちるんです。
これがブレーカーが落ちる原理。
冒頭にお話ししましたコンセントの場所が違うから平気じゃん!!というのは大間違いで、一つのブレーカーから異なる場所へコンセントを渡らせている場合があるんですね。
これは見ただけではわからない。ブレーカーを落としてみるか、専用チェッカーを当てないとわからないんです。
極端な例を上げると、皆さんのオフィスにある壁のコンセントはもしかしたら20Aの子ブレーカー1つのみで全てのコンセントが繋がっているかもしれませんよ??例えばですが・・・
この場合は非常に危険です。
もしブレーカーを分けずに全ての電源系統を壁コンセントからとっていたとしたら、複合機、ビジネスホンのPBX、サーバー、PCなんてもってのほか。2000Wを超えた瞬間にブレーカーが落ちて全てのデータが消えてしまうかも。。。そんなリスクも抱えています。
また、冬場に寒いからと言って足元ヒーターを使っていませんか??この消費電力は1500Wです。。。
これだけで一つの子ブレーカーが欲しいくらいですね。
冬場になると電源がよく落ちるんですけど・・・という問い合わせが非常に増えます。
原因は足元ヒーターである場合が多いですね。今まで気にしていなかった。季節的にブレーカーが落ちる事がある。こんな場合は一度チェックしたほうがいいかもしれません。
サクッと問い合わせをしたいならLINEWARKSでブレーカーの写真とお困りごとを送ってくれてもOKです。
わかる範囲でお答えしますよ!!
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